ブログ

害獣業者の見分け方

害獣駆除の方法は大きく分けて3パターン

費用の違い

メンテナンス

害獣駆除といってもそのやり方は業者によってまちまちです。
それらを大きく3パターンにまとめてみました。

1. 追い出し(薬剤を使って煙を出す)だけをやる業者
文字通り屋根裏や室内など害獣がいそうな場所に薬剤の煙を撒くやり方です。
費用は比較的安いですがこの方法ですとその場にいる害獣はいったんその場からいなくなりますが、薬剤の効果が薄れるとまた戻ってきます。

2. 追い出し→消毒
上記の追い出しをしたあとに消毒をします。 消毒をすることによってダニやノミを死滅させますが、やはり効果が薄れると害獣は戻ってきます。
 
3. 追い出し→侵入経路捜索/塞ぐ→消毒
まず最初に侵入経路を探します。 その後に追い出しをしてから侵入経路を塞ぎます。 その後消毒をします。 侵入経路を塞ぐことで外からの侵入を防ぐことと、室内にいる害獣は薬剤によって弱まり餌の調達ができないことから最後は死滅します。 そのあとに消毒をします。 侵入経路を塞ぐことで再発を防げます。 これは家の構造や害獣の習性を熟知した職人しかできません。

費用の違いについて

費用は追い出しをする部屋の広さによります。もし、天井に点検口がない場合は点検口の造作費用が別途かかります。 この点検口造作は大工経験がないときれいな仕上がりになりません。 点検口は室内に作るものなのでクロス(壁紙)をはがしてボードむき出しの点検口だとお部屋の雰囲気を損ねます。
  そして最も重要なのは侵入経路を塞ぐことです。 ここまでの作業をするには職人としての経験が大きく左右されるので工事費は高くなります。 追い出しだけでしたらリーズナブルな金額になりますがこれでは再発は免れません。 もうこれ以上害獣に悩まされたくないと思っている場合は、費用は高くても家の構造を熟知した職人による侵入経路の塞ぎができる業者に任せた方が安心です。

メンテナンス

害獣駆除をしても必ずいなくなるとは限りません。 それは、害獣がまた新しい侵入口を作る可能性があるからです。また、室内に餌となる食べ物があるとネズミは屋根裏から逃れ、隠れながら部屋で同居生活をします。 定期的に(1カ月に1度を3回ほど)チェックをしてもらい新しい侵入経路がないか確認することも大切です。そしてできる限り部屋に食べ物を出しっぱなしにしないことをお勧めします。

害獣駆除と同じくらい大事なのが、その後の室内消毒です。 消毒には3パターンあり、マーキング消毒、ノミダニ消毒、臭いを消すための消毒があります。 その中で室内消毒とはノミダニ消毒のこと言います。 害獣にはノミやダニがたくさんついています。 これら害獣がいなくなると、ノミやダニは隙間から部屋の中へ移動してきます。 そこで居心地のいい場所(高温多湿、暗い場所)を見つけて繁殖します。 室内でノミやダニが繁殖した場合、人体への悪影響は計り知れないものがあります。 そうならないためにも害獣駆除を依頼するときは室内消毒も併せてお考え下さい。