害獣駆除後のノミ・ダニ対策｜予防方法・注意点・その後の工事について

害獣が家の屋根裏や床下に住み着くと、そこにノミやダニが繁殖します。特に以下のような状況では、駆除後に害獣がいなくなったことで吸血対象を失ったノミ・ダニが人間やペットに移ることがあります。

害獣の巣にノミ・ダニが大量にいた
害獣が死亡し、その体に寄生していたノミ・ダニが散乱した
フンや抜け毛の周囲でノミ・ダニが繁殖していた
害獣がいなくなった直後が最もノミ・ダニが活発に動き出すタイミングなので、しっかりとした対策が必要です。

① 害獣駆除と同時に「ノミ・ダニ駆除」を行う

害獣駆除後、すぐにノミ・ダニ駆除を行うことが重要です。市販の殺虫スプレーでは完全に駆除できないことも多いため、専門業者に依頼して燻蒸処理（くんじょうしょり）を行うのが効果的です。

② 高温の蒸気や熱処理を活用

ノミ・ダニは熱に弱いため、スチームクリーナーを使って巣があった場所をしっかり加熱処理すると効果的です。特に、床下や天井裏の木材部分にはスチームを当てておくと良いでしょう。

③ 掃除・洗濯・換気を徹底

害獣の通り道や巣があった場所を中心に、掃除機をかけてしっかりゴミを除去しましょう。使用した掃除機のゴミパックはすぐに捨て、布製品（カーペット、布団など）は高温洗濯または乾燥機にかけるのがポイントです。

④ 防虫剤・忌避剤を活用

ノミ・ダニ専用の防虫剤を撒く
害獣が侵入していた場所にハッカ油やヒノキ精油をスプレーする（ダニ忌避効果あり）
これらの対策を継続的に行うことで、ノミ・ダニの再発を防げます。

❌ 応急処置だけでは不十分

「駆除スプレーを撒いたから安心」と思っていても、卵が残っていると再発する可能性があります。長期的な対策を意識することが大切です。

❌ 人やペットに被害が出る前に対策を！

ノミ・ダニに刺されると強いかゆみやアレルギー症状を引き起こすことがあります。特にペットがいる家庭では、ペット用のノミ・ダニ対策（駆除薬やシャンプー）も忘れずに行いましょう。

❌ 放置すると家の被害も広がる

ノミ・ダニだけでなく、害獣がいた場所にはフンや尿によるカビ・雑菌も残っています。放置すると家の劣化が進むため、清掃と修復工事が必要になります。

害獣が侵入していた家には、再発を防ぐための修繕工事が必要です。特に侵入口の封鎖と清掃・消毒作業は必須です。

✅ 侵入口の封鎖工事

屋根や壁の小さな隙間を金網や防獣パテで塞ぐ
床下や換気口の穴を金網でカバーする
屋根裏の通気口にも目の細かいネットを設置
害獣は数cmの隙間でも入り込むので、専門業者に点検してもらい、しっかり封鎖することが重要です。

✅ フン・尿の清掃と消毒

害獣のフンや尿には病原菌が含まれているため、専門の消毒剤を使って清掃します。オゾン脱臭機を使うと、臭いも除去できます。

✅ 断熱材の交換

屋根裏に害獣が住み着いていた場合、断熱材が汚染されている可能性があります。汚れた断熱材は交換するのがベストです。

✅ 防ダニ・防虫処理

木材部分にダニ防止の薬剤を塗布
再発防止のために害獣忌避剤を塗る
これらの工事を行うことで、害獣の再侵入を防ぎつつ、ノミ・ダニのリスクも減らせます。

害獣駆除をした後に「やっと安心！」と思って放置してしまうと、ノミ・ダニの大量発生に悩まされることになります。駆除後は、

**ノミ・ダニ駆除（燻蒸処理・掃除・防虫剤）**をすぐに実施
ペットや人の健康被害を防ぐためのケアを徹底
侵入口封鎖・清掃・断熱材交換などの修繕工事で再発防止
この3つのポイントを押さえて対策を行いましょう。

「害獣駆除は終わりではなく、スタート！」
しっかりとノミ・ダニ対策を行い、快適な生活を取り戻してください！

お困りならいつでも気楽にお電話ください。
弊社はそこまでの対策も致します。